―― Brand Introduction ――
Bikers Emblem
― 伝統と誇りのしるし ―
The Mark of Tradition and Pride.
BikersPremier(バイカーズプレミア)は、
モーターサイクルという文化の中で育まれてきた
「誇り」や「美意識」を、かたちとして残すために生まれました。
かつて、英国をはじめとするモーターサイクル文化の中で、
バイクは単なる移動手段ではなく、
ライダー自身の生き方や価値観を映し出す存在でした。
エンジンの造形美。
鼓動のように伝わるメカニズムの感触。
胸の奥に響く、乾いたエグゾーストサウンド。
それらは、スペックや性能を超えた
“体感としての文化” でした。
その文化の中で、
サイドカバーやジャケットに刻まれていたのが、
特別なエンブレムです。
それは、メーカーのロゴ・マークとは異なり、
オーナーとしての誇りや、
仲間とのつながりを静かに示す「しるし」でした。
派手さを競うためではなく、
誰かに見せつけるためでもなく、
ただ、自分自身のために纏うもの。
BikersPremierは、
その精神に敬意を払いながら、
現代にふさわしい Bikers Emblem をかたちにしています。
これは、装飾品の物語ではありません。
一台のバイクとともに過ごした時間、
積み重ねてきた選択、
そして、ライダー自身の誇りへとつながる物語です。
この冊子は、
BikersPremierがなぜこのエンブレムを生み出し、
どのような価値を大切にしているのかを、
静かに紐解くための一冊です。
―― Brand Concept ――
バイカーズエンブレム
― 伝統と誇りのしるし ―
The Mark of Tradition and Pride.
BikersPremier(バイカーズプレミア)は、
ヴィンテージモーターサイクルの年式・形式・系譜、
そしてそこに宿る文化的背景を尊重しながら、
車種ごとに専用設計されたエンブレムを核とする
日本発のモーターサイクルカルチャーブランドです。
私たちがつくっているのは、
単なる装飾や雰囲気をなぞったアイテムではありません。
それは、
ライダーが選び、向き合い、積み重ねてきた時間と経験を
静かに映し出すための
「伝統と誇りのしるし」です。
モーターサイクルは、
単なる移動の道具ではありません。
その佇まい、音、鼓動には、
ライダーの価値観や美意識、生き方そのものが滲み出ます。
だからこそ、
そこに添えられるしるしもまた、
意味を持つものでなければならないと、私たちは考えています。
伝統と誇りのしるしは、
歴史や文脈と結びついてこそ、はじめて意味を持つ。
BikersPremierは、
そうした考えのもと、
一台一台のバイクと真摯に向き合いながら、
その車両にふさわしい象徴としてのエンブレムを生み出しています。
それは、
過去の模倣でも、権威の再現でもありません。
積み重ねてきた文化への敬意と、
いまを走るライダーの誇りを結ぶ、
**現代における「バイカーズエンブレム」**です。
BikersPremierは、
その思想と覚悟を、
ひとつひとつのプロダクトに封じ込め、
世界へと、静かに送り出しています。
―― Brand Story ――
1.すべての原点――探求が形になるまでの物語
――「ホンモノを求め続けた一人のバイカーの旅」――
BikersPremier の根底には、
創業者である私自身が歩んできた、
「探求心から始まるヴィンテージの旅」がある。
私のバイク人生は、10代の HONDA XE50 から始まり、
YAMAHA の4気筒400や 2ストオフロード等を経て、
ナナハンへとステップアップしていった。
20代であるモーターサイクルクラブに所属し、
最初期の逆輸入・英国仕様 SUZUKI 1100刀 にまたがり、
クラブエンブレムを纏って走り続けた約10年が、
私のバイク人生を大きく形づくった。
その時期に叩き込まれた「走り」と「誇り」は、
私のバイク観の基盤となり、
のちの人生観にまで影響を与える、濃密な時間だった。
やがて、自ら選んだ起業と事業への覚悟のため、
一度バイクから離れることになる。
しかし、事業の進展と家庭の事情、
そして周囲の理解も進むにつれ、
ふたたび刀を復活させることが、
頭をよぎるようになった。
だが、従業員が増え、
背負う責任が大きくなるにつれて、
私は刀でクラブに復帰することを、
次第に躊躇するようになっていく。
なぜなら、
あのクラブに復帰するには、
以前と同じ「覚悟」が必要だからだ。
私は、現役時代に誇りをもって走っていたからこそ、
事業を拡大させながら、
あの覚悟を継続できるのかと、
長く自問し続けた。
そのクラブだからこそ、
事業・家庭・クラブのすべてを同時に背負うことは、
極めて重い選択だった。
そして、40代を前に下した決断は、
クラブとともに走り続けた愛車、
1100刀を手放すことだった。
「中途半端な覚悟で、
あのクラブエンブレムは纏えない」
私はクラブの第一線から、
はっきりと身を引き、
次のバイク人生を考えることになる。
バイク人生の復帰のために選んだのが、
当時「W」の復活として話題になっていた
Kawasaki W650 だった。
年齢を重ね、二人の子を持つ父親となり、
人生観も変遷していく中でのその選択は、
かつての自分への回帰ではなく、
人生後半の自分としての、
新たなバイクとの向き合い方だった。
W650で復帰すると決めてからは、
Wの歴史や W1 系の存在も、
次第に気になるようになっていった。
1100刀とはタイプは違えど、
以前からどこかで気になっていた、
あの音――
キャブトンマフラーの乾いた響きを持つ、
W1 系バーチカルツインのサウンド。
私は自然と、
W650であの音を出したいと強く思うようになり、
W650用の社外キャブトンマフラーを、
徹底的に調べ、
何度も排気音を比較していった。
そして、W650の納車と同時にそれを取り付け、
私は新たなスタイルで、
ふたたびバイクライフへと
戻っていくことになる。
■ “ライセンスホルダー”との衝撃的な出会い
W650 のメカニズムや W の歴史を学ぶために、
オーナーのバイブルとも言える
『W650 FILE』を読み込んでいたとき、
のちにブランドの方向性を決定づけることになる
「一枚の写真」と出会った。
W1 の歴史の巻頭を飾っていたのは、
一台の KAWASAKI 650-W1S。
金属部品の上質な佇まいの中で、
そのオイルタンク後方に
さりげなく取り付けられていたのは、
それまで見たことのない、
エンブレム入りのライセンスホルダーだった。
それは、
一般的なライセンスホルダーや
フェンダープレート(風切り板)とは
明らかに異なる、
「特別感」と「文化性」を帯びた存在だった。
それはまるで、
オーナーの誇りと
“時代そのもの” を象徴するメダル
のように見えた。
車体と自然に調和したそのライセンスホルダーは、
私には、
「ヴィンテージの証」そのもの
に思えた。
私はその姿に強く心を惹かれ、
「いつか自分も、
あのようなライセンスホルダーを
自分のスタイルとして纏いたい」
と、静かに思うようになる。
ここが、
私がはじめて
「伝統を刻んだエンブレム」の文化的価値
に魅了された瞬間だった。
■ しかし――「ふさわしい中身」が存在しなかった
W の歴史が分かれば分かるほど、
W1 への興味も自然と増していった。
私は、
W650 のタンク、シート、ランプ周りなどを変更しながら、
本家の650-W1SA 仕様へと、
少しずつ近づけていった。
W1 への距離が縮まるほど、
あのライセンスホルダーを
自分の車両にも装着したい
という思いが強くなるのは、
もはや必然だった。
当時入手できた
HALCYON 製ライセンスホルダーをはじめ、
アルミ製、ステンレス製など、
いくつかのホルダーを集め、
取り付け位置を試行錯誤していった。
しかし──
肝心の「中身」となるべきエンブレムだけが、
どこにも存在しなかった。
似合いそうなワッペンや、
雑誌のロゴ、
ステッカーを切り抜いて入れてみても、
あの W1S が纏っていた
“重厚な佇まい” には、
どうしても届かなかった。
W1SA 仕様化が進めば進むほど、
W1 への興味はさらに高まり、
同時に、
「このまま W1SA 仕様を突き詰めるのか、
それとも本物の W1 へ行くべきか」
という、
静かな葛藤だけが
積み重なっていった。
■ 決定的瞬間――道を変えた“あの音”
W1SA 仕様の W650 に乗り、
ますます W1 を意識し始めていた、
ある日の信号待ちだった。
私のキャブトンとは違う、
理想の音として追い求めていた
「あの音」が、
後方から近づいてくる気配がした。
そして、
私の W1SA 仕様の W650 の隣で
静かに止まったのは、
本物の W1SA だった。
次の瞬間、
私が何度も音を比較しながら選び抜いた
ステンレス製キャブトンの排気音を
かき消すように、
OHV ならではの
プッシュロッドで作動する
バーチカルツインの鼓動
純正キャブトンから響く
テンポよく乾いた排気音
が、
ありありとした存在感とともに
全身を貫いた。
OHC の W650 とは
決定的に異なる、
英国車の血統を受け継いだ
「時代が生んだメカニズムそのものの音」
と、その姿。
その瞬間、
私ははっきりと理解した。
「これが“ヴィンテージ”の世界だ。」
私は、
この時はじめて強烈に
W1 系に惹かれ、
この出来事をきっかけに、
ヴィンテージの世界に足を踏み入れることを、
自分の中で明確に決意する
ことになる。
2.ヴィンテージ修行と“伝統の重み”と向き合った日々
■ ヴィンテージの登竜門――W1SAという試練
リッターマルチからツインへと移行した私は、
まだ W1 に関する知識も浅く、
独学のまま中古市場で手に入れた
1972 年式 W1SA こそが、
私の「ヴィンテージ修行」の本当の始まりだった。
当時は旧車人気が高まり始めた時期で、
W1 系を十分に整備できないショップであっても、
平然と旧車を扱うような時代だった。
初心者は、
調子の悪い車両を抱えたまま諦めるか、
運良く「本物のメカニック」に出会えるか──
極端な二択 しかなかった。
私もその例にもれず、
手に入れた後期型 W1SA は、
旧車の調子の良し悪しの判断がつかないまま、
半信半疑で「本物」を味わっていたが、
すぐに調子が悪くなり、
やはり問題ありの個体だった。
藁をもつかむ思いで辿り着いたのが、
『W1 の駆け込み寺』と呼ばれていた、
メグロ〜カワサキ時代に、
実際にカワサキのエンジニアとして
W1 系エンジンを組み上げていた、
伝説のメカニックだった。
そこから、
本物の W1 修行が始まる。
彼は、私の W1SA の排気音とクランクの音を聞いて、
すぐに、片肺でクランクに問題ありと診断し、
すぐに分解して、
クランク損傷、
ケース内部にヒビ割れ、
クラッチ組み違いを指摘してくれた。
それはまさに、
医師が聴診器ひとつで病巣を見抜き、
迷いなくメスを入れるかのような “神業” だった。
ちょうどレストア向けに組んだばかりの
W1SA エンジンを載せ替えてもらうことになり、
私はそのメカニックのもとで、
OHV バーチカルツインの構造
W1 が歩んだ歴史と系譜
日本車が英国車の血統をどう受け継いだか
その背景にある文化と哲学
を、一から学んでいった。
英国車では出せない、
カワサキ独自の
「周波数まで計算された心地よいキャブトンサウンド」 と、
金属の塊のような存在感に魅せられ、
私は W1 の世界へ深く没入していく。
この出会いは、
単なる「修理」ではなく、
ヴィンテージバイクという
「文化の世界観」を学ぶ、
私のバイク人生の大きな転換点 となった。
■ 念願のエンブレムと、“伝統からの洗礼”
ツーリング活動やミーティングで仲間が増えていくにつれ、
あの W1S の「ライセンスホルダーの記憶」 を、
再び意識するようになっていった。
希少な純正部品やリプロダクトパーツを買い漁るなかで、
ついに念願だった
W1S ノベルティエンブレムのリプロ品 を発見し、
HALCYON 製ライセンスホルダーに収めることになる。
そして、
写真の W1S と同じ位置に装着したとき、
どこかしっくりこない違和感を覚えながらも、
「あの時の願望が、ようやく形になった」
と、一度は満足してしまった。
しかし、その満足感は長くは続かなかった。
W1 乗りの第一人者である先輩が、
静かにこう告げたからだ。
「それは初期型 S(W1S)のエンブレムだ。
SA(W1SA)に付けるものではないよ。」
胸を貫くような一言だったが、
私は素直に納得できた。
装着した瞬間に覚えた、
あの微妙な違和感の正体も、
その瞬間にはっきりと理解できたからだ。
その言葉には、
そのエンブレムに込められた意味、
歴史、敬意、伝統、
そして車種間の関係性や物語が、
すべて含まれていた。
そのとき私は、
はっきりと理解した。
伝統的なエンブレムとは、
「好みや雰囲気で取り付ける飾り」ではなく、
“歴史と文脈を刻んだ文化そのもの” なのだ と。
その日から私は、
W1SA を
「単なるバイク」としてではなく、
「文化として学ぶ」 という、
本当の修行へと入っていくことになる。
■ Bikers Emblem の基盤
やがて縁あって、
伝説のメカニックが仕上げた最初のレストア車──
通称「ワンキャブ(シングルキャブ)」の
1966 年式 初代 W1 を譲り受け、
私は W1 系の元祖車のオーナー となり、
W1 文化の本流を継承する側へと
ステップアップしていく。
しかし、その初代 W1 であっても、
私は あの W1S エンブレム を
車体に付けることはしなかった。
なぜなら、
あのエンブレムは
初期型 W1S 専用の「伝統と誇りの象徴」 であり、
歴史的文脈を知った今となっては、
「ただ付ければいい」という類いのものでは
ないと分かっていたからだ。
そのエンブレムは今も、
その伝説のメカニックが仕上げた
W1 と W1SA が巻頭を飾る
『W & メグロ FILE』 とともに、
私の机の引き出しに、
静かにしまわれている。
この経験から、
私は悟った。
ヴィンテージの世界では、
生産年式
形式の差異
車種の系譜
といった 「歴史的文脈」 が重視され、
「合っていないものは、
たとえ美しくても許されない」
という価値観が、
確かに存在している。
この体験が、
のちに BikersPremier の文化的基盤 となり、
車種ごとに専用設計された
Bikers Emblem のコンセプト へと
つながっていくことになる。
3.トラッカーからカフェレーサーへ――創造の始まり
■ 新たな転機と、創造衝動の目覚め
視力の悪化で再びバイクから離れたのち、
手術後のリハビリを兼ねて選んだのが、
軽快なストリートトラッカー HONDA FTR223 だった。
若い頃に経験したオフロードやフラットトラックの記憶が蘇り、
再び “走る楽しさ” を求め始めた私は、
自分流のカスタムを追求しながら、
FTR を新たなスタイルへと進化させていった。
定番のストリートトラッカーカスタムを経て、
私の中に眠っていた
カフェレーサーへの興味 が、
静かに、しかし確かな強さで目を覚ましていく。
本当は W1SA をカフェレーサー仕様にしたいという願望もあった。
しかし、W1界隈に根強い
「純正至上主義」 の文化を前に、
そのプランは胸の奥にしまい込んでいた。
だが、FTR なら自由だ。
OHC シングル、前後 18 インチ、
ワイドなトップブリッジ、スリムな車体、
そしてフラットトラック用タイヤ。
フレームこそカフェレーサーのタイプではないが、
私はこの FTR を
「自分の理想の CAFE スタイルへ
カスタムできる素材になりえる」
と確信した。
そしてカフェレーサーを追求する過程で、
再びあの存在が浮かび上がる。
そう、英国文化の象徴である ライセンスホルダー だ。
英国発祥のカフェレーサー文化と、
同じく英国文化にルーツを持つ
ライセンスホルダー(英国でいうタックスホルダー)。
両者の相性の良さは、
むしろ必然 と思えた。
にもかかわらず、
市場には
“本当にふさわしい中身” が存在しない。
大量生産のステッカーや、
商業的な “カフェ風” ロゴは山ほどあるのに、
伝統と誇りを背負った象徴 は、
どこにも見当たらなかった。
長い探索の旅に終止符を打つべく、
私はついにこう考える。
「ないなら、自分で作ればいい。」
この時点ではまだ、
半ば希望的観測に過ぎなかったが、
同時に、カフェレーサーの追求とともに
「自分の文化を形にしたい」
という創造衝動が、
確かに芽生え始めていた。
■ 実用新案登録から、エンブレムの必然へ
ストリートトラッカーからカフェレーサーへの進化は、
やがて独自のスタイル
「フラットトラック・カフェレーサー(FTCR)」
へと結実していく。
その過程で、
自ら考案し FTCR に搭載した電装システムが
実用新案登録 されたことをきっかけに、
この独自のシステムを象徴するシンボルとして、
「Super Cafe」 という名のエンブレムを
作りたくなった。
その瞬間、
また ライセンスホルダーの存在 が蘇る。
「今回こそは、自分で作るしかない。」
ここで初めて、
オリジナルのエンブレムを
自分の手で生み出す “必然性” が生まれた。
こうして誕生したのが、
のちの Bikers Emblem の原型 となる
「Super Cafe」エンブレム である。
長い時間をかけて続けてきた
「理想のエンブレム探しの旅」 は
ここで一度終わり、
ここからは、
「自分の文化を形にしていく旅」 へと
ステージが変わっていく。
4.そして生まれた ―― Bikers Emblem
私が最初に
英国製ライセンスホルダー を手にしてから、
すでに 20 年以上 の時間が流れている。
ネット販売が当たり前となり、
中国製をはじめとする
量産型ライセンスホルダー も出回り、
いまや誰でも
リーズナブルな価格で
“ホルダーそのもの” は
手に入れられるようになった。
しかし、それでもなお、
肝心の 「中身」 となるべきエンブレムは、
量産ロゴステッカーや
汎用マークばかりで
埋め尽くされている。
その現実を前に、
疑問ははっきりとした形を
取るようになる。
ライセンスホルダーの
量産メーカーは
これだけ存在するのに、
なぜ、
それにふさわしい
「エンブレム」 が
世の中に存在しないのか。
ライセンスホルダーの
ユーザーたちは、
一体
何を中に入れているのか。
街やネットで
ライセンスホルダー装着車を
探しても、
あの W1S のように
「伝統と誇り」 を象徴するマークは、
ほとんど見当たらない。
「きっと、私と同じように
“伝統と誇りのマーク” を求めている
こだわりのバイカーは、
世界中にいるはずだ。」
それが、
Bikers Emblem の始まり である。
Bikers Emblem は、
W1S のエンブレム から学んだ
「歴史と文脈を踏まえない象徴は、
本物とは呼べない」
という教訓を、
そのまま基盤としている。
だからこそ、
Bikers Emblem は
汎用性を排除し
歴史と誇りを刻み込み
その車両だけのストーリーを封じ込めた
“車種専用の円形マーク”
という形に行き着いた。
それこそが、
私なりの
「伝統への敬意の形」 であり、
BikersPremier が世に送り出す、
バイカーのための
現代の 「伝統と誇りのマーク」 なのだ。
5.カフェレーサーという文化への敬意
今では業界で
“カフェレーサー” という言葉が
安売りされている。
大型マルチでも、
現行車でも、
少し見た目をいじれば
「カフェレーサー風」 と
名付けてしまう
商業主義。
私はそこに、
どうしても
強い違和感 を
覚えてきた。
カフェレーサーの定義は、
時代とともに
変化していくのかもしれない。
それでも、
私にとっての
「伝統的カフェレーサー」 は
明確だ。
シングルまたはツインの
スリムなエンジン
前後同径 18 インチ
(もしくは 17 インチ)
タンクからシートまで
一直線に伸びるプロポーション
セパハンまたは前傾ハンドルの、
象徴的なライディングポジション
そして、
単調で乾いた
シングル/ツインの
エグゾーストサウンド
決して、
マルチの集合管の轟音 でも、
ロケットカウルを纏った
スーパーバイクのスタイル でもない。
その
「一直線のライン」 と
「単調で力強い音」 は、
まさに
“ヴィンテージの精神” の継承
そのものだ。
だからこそ、
私は
確信している。
カフェレーサーには、
誇りを刻む
エンブレム入り
ライセンスホルダー が
最も似合う。
それは
単なる装飾ではなく、
美学と哲学を視覚化した、
ライダーのための
「誇りの象徴」
だからである。
© 2025 BikersPremier
All rights reserved.
First published in 2025
First Edition (Japanese)
Version 1.0
Official Brand Book
BikersPremier